
株のことをギャンブルだと思っている人もいるし、BO・FXについてはやったことがないので分からない。
株を買ったとして株価が落ちる上がるが繰り返されるし、実際差額で利益を得るというのはギャンブルっぽ要素がある。いつ会社が倒産するかも分からない。業績悪化するかも分からない…。
と株がギャンブルだと思っている人は、言ってるんじゃないかと思う。ということで、株について、どこまで知ってる?どこまで考えているの?かが実は利益を出す、損失を出して辞めている人の違いなんだと思います。
まずは株価の差額で利益を出す?
僕が持っている株は大企業株で、みんなCMを見たことがある!という企業で固めています。大企業が倒産するまでに追い込まれるというのはどれほどの影響があった場合なのか?
紅麹関連製品で健康被害で話題となった小林製薬で考えてみる。
小林製薬の紅麹関連商品で健康被害を出して回収CMや各メディアに取り上げられました。しかし倒産まではしていません。株自体には価値が残っているということです。
2021年頃は12000円→2024年6000円→紅麹問題で5000円まで株価を落とすことになりました。2025年1月には5700円まで回復しました。
2020年にはコロナ関連があったので12000円まで高騰たのでしょう。しかしそこからは通常の価格に戻ったという感じではあります。
つまり簡単に潰れない企業がほとんど。耐え抜くことは可能であるといえます。経営がしっかりしている限り、株が価値を失うことはないのです。
株価と配当で稼ぐには、これから伸びる企業、今は落ち込んでいるがこれから伸びる企業を見つけるしかありません。
100円の株を120円で売れば20円プラスになる。小林製薬の場合であれば5000円で株で購入し5700円になったので700円の利益を出した人もいることになります。
逆に12000円購入しておけば5700円になって株価自体は下がっているので損失はあります。ただし売らなければ確定することはありません。100円の株が120円になって売れば20円プラスです。100円の株が80円になる可能性もあるし150円や10年後に1000円以上の株になっていることも可能性としてあるのです。
12000円で株主が購入するのか?株価とはその時の価値なのですが、小林製薬及び製薬会社が2019-20年頃といえばコロナが流行し咳だけでも休めと言われるような時代でした。需要があったので株主が購入し始めて、2015年頃の株から12000円(それまでに売るとは思いますが)になったときのプラスを目指したんですね。
コロナが5類に以降したため、株が落ち着き出して6000円台に戻ったというのは予測できます。株価の変動とニュースや流行などは影響していることがわかります。確かにコロナや不正問題などは予測できません。
そのあと落ち着いたと思っていたら紅麹関連製品で健康被害を出していまい、株が急落する結果になりました。上下があるかと思いますがまた6000円台までには戻ると思います。
対応が早かったので問題も大きくならずに済みました。世間一般的な信用を失うと不正問題や除草剤撒き散らし中古車企業「ビッグモーター(今はネクステージ)」のようになります。
配当や優待も視野に入れて
予測できなくても少しでもやすいときに購入することは可能だと思います。株価だけで儲けようと思うと、ギャンブル要素は多少出ますが、配当金や優待目的で考えるとリスクは減ります。
配当金は株を持っているときに発生する利益のこと。年2回ほど決算日がありまして、株を半年以保有して株主であることが確定した場合、次の配当日に1株あたりいくらかお金をもらうことができます。
1-4%が目安となりますが、中には100株保有でギフト券、ポイントを付与するという優待(特典)を付けていることもあります。100株保有して優待を狙うこともあれば1株保有で配当金で回収していくことも出来るので、コツコツと増やしていきたいのであればオススメです。
株価で稼ぐので株価が下がると困りますが、配当金の場合や優待目的の場合は少し下がる程度の方が良いかもしれません。
株価が下げれば購入できる株単価が下がります。株価が100円より80円の方が購入できる株数が多いことになります。配当金は株価のうち数%ですが、株が多ければ多いほど配当金は多くなります。1ケタ違えば配当金も1ケタ違うのです。
優待で言えば1万円の優待より8000円の優待の方が2000円お得に優待を手に入れていることになります。株価が大きければ株単価(株価)の変動数字は大きいものです。1万円であれば数百円の変動はするでしょうし、100円程度なら数円の変動で収まります。
100円の株ならリスクは少ないでしょうけど、リターンも少なくなることになります。100株が取得しやすくなるので優待を狙って購入しやすいハードルだと思います。
まとめると
株というのは情報戦であり、情報が新しく、そして今までの経験や企業の資産、色々な情報までも武器になるともいえます。ただ言われたものを買うよりも自分で考えて論理的にどうして、その株で利益を出すことが出来るのか?を客観的に説明できるぐらいの根拠はほしいですね。
論理・客観的に納得できる株の説明が出来るようになればコンサルタントとしても成功できるレベルだと思います。
なので株がギャンブルだという方は、まず情報となる手札、狙い目などどれだけのリスクを減らしつつ、リスクを小さくリターンを大きくするかを考えてみると良いかもしれません。株はビジネスではありませんし、ギャンブル要素もあると思います。しかし、そこに保険をかけておくこともできるので公営ギャンブルも逆張りが出来るの、どっちも変わらないと思います。
株の場合は一瞬が勝負でありません。株が価値を失わない限り、選び方次第で配当金が発生する場合があります。競馬の場合三連単や三連複、フォーメーションなど選び方はありますし、パドックなどで馬を確認することができます。
レースに出て勝負するわけですが、1度きりなんです。その次勝負に勝てるかは分からない。しかし株の場合は購入するときから勝負は始まっています。
競馬、競輪、バイク、競艇などのギャンブルとはベクトルが違いギャンブルです。パチスロやスロットなどのギャンブルも同じく情報はあるもの、外すか当てるかなんです。結果で勝負する。
株の場合は結果で勝負しない。プロセスで勝負するんです。
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