写真表現という創作活動の果て

芸術を楽しむ。とても素晴らしいこと。けれども人間という生命は才能への嫉妬を繰り返してしまう。成熟するにつれ、嫉妬する行為が惨めであることには気づいていくようにはなるけど、比例してであって、全ての人間が嫉妬から逃れることはできない。

社会不安、人間関係、色々なストレスが人間を襲う。そうストレス社会。僕たち写真を撮るという行為は一つに、日本社会が持っているマイナス部分にも触れていくことなんだと思う。100%マイナス部分に触れる必要もなく、ときにプラス部分に触れて、光を当てていくこともまた大事なことなんだと。

写真をやっていくなかで、僕は日常を切り取っていくことを中心としている。正直ポトレや物撮りは基礎を学べば誰でも出来るし、応用を利かせることができる。しかしスナップ写真というのは誰でも出来るだけで、それしかない。術がない撮影でシンプルにその人の技量が現れるもの。

風景写真も構図と技術さえ持っていれば、世界の有名写真家レベルは撮影できると思うし、高速のジャンクションを撮影して美しいものにしたもの、一つの技法である。何気ない場所に美しさを求めたのは、ジャンルの開拓なのである。

僕に出来ることは撮ることと、生まれた撮影地を少しでも守っていくことであると考えているし、マナーやルールを広めていくことはとても大事な話なのではないかと。

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